スポーツ

2019年ドラ1指名は佐々木か奥川か 巨人、阪神、日ハムは…

佐々木で行くか、奥川で行くか…(撮影/藤岡雅樹)

 今秋のドラフトで1位指名するなら、甲子園を沸かせた星稜・奥川恭伸と、高校生最速の163kmをマークした大船渡・佐々木朗希のどちらか──野球関係者に“ストレートな質問”を投げ込んだ。

 ドラフト戦略には、指名する球団のチーム事情も絡んでくる。西武や楽天など数々の球団で投手コーチを歴任した野球評論家の杉本正氏が言う。

「亡くなった根本陸夫さん(※注)は“スカウトがいいと思って獲ってきた選手を1年目から直す必要があるのか。新人は放っておけ。好きなように投げさせてやれ”と言っていました。そう教わった私は、入団1年目は欠点を直すよりも、長所を伸ばす方向で指導しました。しかし、時間をかけて育てる方針のチームでないと、それは難しい」

【※注/監督やフロントとして西武やダイエーなどの球団経営に携わり、トレードやドラフト戦略で辣腕を振るった。「球界の寝業師」の異名を取り、人事戦略は「根本マジック」と呼ばれた】

 佐々木の1位指名を12球団最速で明言したのが日本ハムだった。6月、佐々木の視察に訪れた吉村浩GMは、「能力が違いすぎる。圧倒的です」と1位指名を異例の早期宣言。過去にもダルビッシュ有(現カブス)、大谷翔平(現エンゼルス)、清宮幸太郎、昨年の吉田輝星と、高校球界のスター選手を獲得した戦略を今年も踏襲するとみられている。

 一方、阪神の元球団社長・野崎勝義氏はこう語る。

関連記事

トピックス

Instagramにはツーショットが投稿されていた
《女優・中山美穂さんが芸人の浜田雅功にアドバイス求めた理由》ドラマ『もしも願いが叶うなら』プロデューサーが見た「台本3ページ長セリフ」の緊迫
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
スポーツアナ時代の激闘の日々を振り返る(左から中井美穂アナ、関谷亜矢子アナ、安藤幸代アナ)
《中井美穂アナ×関谷亜矢子アナ×安藤幸代アナ》女性スポーツアナが振り返る“男性社会”での日々「素人っぽさがウケる時代」「カメラマンが私の頭を三脚代わりに…」
週刊ポスト
NBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した大谷翔平と真美子さん(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平がバスケ観戦デート》「話しやすい人だ…」真美子さん兄からも好印象 “LINEグループ”を活用して深まる交流
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「服装がオードリー・ヘプバーンのパクリだ」尹錫悦大統領の美人妻・金建希氏の存在が政権のアキレス腱に 「韓国を整形の国だと広報するのか」との批判も
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《私には帰る場所がない》ライブ前の入浴中に突然...中山美穂さん(享年54)が母子家庭で過ごした知られざる幼少期「台所の砂糖を食べて空腹をしのいだ」
NEWSポストセブン
亡くなった小倉智昭さん(時事通信フォト)
《小倉智昭さん死去》「でも結婚できてよかった」溺愛した菊川怜の離婚を見届け天国へ、“芸能界の父”失い憔悴「もっと一緒にいて欲しかった」
NEWSポストセブン
再婚
女子ゴルフ・古閑美保「42才でのおめでた再婚」していた お相手は“元夫の親友”、所属事務所も入籍と出産を認める
NEWSポストセブン
54歳という若さで天国に旅立った中山美穂さん
【入浴中に不慮の事故】「体の一部がもぎ取られる」「誰より会いたい」急逝・中山美穂さん(享年54)がSNSに心境を吐露していた“世界中の誰より愛した人”への想い
NEWSポストセブン