「眞子さまは南米滞在中、公式に予定されていた分で7回、細かいご発言を含めると10回ほど、現地の人々に向けてスピーチされる機会がありました。それも、決まった言葉を繰り返されるのではなく、それぞれの場面に最適な内容をご自身で考え抜かれていた。
一方、佳子さまが欧州訪問で言葉を述べられるのは、今のところオーストリアでのレセプションと、ハンガリーでの夕食会の2回のみ。
また、1日で数多くの場所を訪問された眞子さまに比べ、佳子さまのスケジュールにはかなりのゆとりがあります。佳子さまには外国交際にかかわる宮内庁式部職の式部副長が同行しますが、それも眞子さまの時にはなかったことです」(別の宮内庁関係者)
国内の公務も同じ傾向がある。眞子さまと佳子さまが揃って参加された行事を除くと、5月には眞子さまが10日分だったのに対し、佳子さまは2日分のみ。6月は眞子さまが5日分で佳子さまが3日分。眞子さまが11日間の南米訪問をされていた7月は、佳子さまは2日分のお出ましだった。
佳子さまは今のところ就職されていないが、眞子さまは東京大学総合研究博物館(丸の内)に週3日ほど出勤されながらも、激務をこなされている。
「1つには、眞子さま自身がご自身の結婚での逆風を感じられていることがあるのかもしれません。私的な問題とはいえ公務をしっかりこなせば、周囲の目も変わり、国民の理解を得られるであろうことを理解されているのだと思います」(皇室関係者)
もう1つは“評判が評判を呼ぶ”ということだろう。
「南米訪問でもそうであったように、眞子さまの公務への姿勢は丁寧で、現地の多くの人が好感を持つそうです。ぜひ眞子さまにもう一度、いらしてほしいという公務の依頼も多いと聞きますから、眞子さまのお出ましが増えるのは、自然なことかもしれません」(前出・別の宮内庁関係者)
※女性セブン2019年9月12日号