10月初旬、闘病を続ける名倉の姿は、渡辺、そして娘とともに都内の有名小学校にあった。この日は運動会で、子供を同じ学校に通わせる井ノ原快彦(43才)・瀬戸朝香(42才)夫妻や、大竹一樹(51才)・中村仁美(40才)夫妻らも駆けつけていた。
「名倉さんは大きな荷物を肩にかけ、ほかの保護者たちと談笑しながら校門へと向かっていました。顔色もよく“10月やのに暑いですねぇ!”とパパ友たちと話していて、元気そうな姿からは、病気からの回復を感じさせました。お昼には、満里奈さんの手作りお弁当をみんなで囲んで楽しそうに食べていましたよ」(前出・保護者)
名倉の休養中、渡辺は「いつも通り」を心がけ、名倉を支え続けたという。
「子供たちが夏休みの時期だったので、名倉さんを誘って子供たちとプールに行ったり、一緒に野球をしたりしたようです。犬の散歩は、毎朝欠かさず夫婦揃って続けていました。名倉さんが不安そうにしている時は“生活はどうにでもなる”“半年でも1年でも休めばいい”と言葉をかけていたそうです」(渡辺の知人)
うつ病は完治の判断が難しい病といわれている。名倉は家族に支えられて、一歩ずつ克服に向けて歩んでいる。
※女性セブン2019年10月24日号