動画サイトが誕生して以降、2度と見られないと思われていた1970年代や1980年代の懐かしい映像もネットで検索すれば出てくるようになっている。
「それらは違法であり、アップロードしてはいけないものですが、この流れは止まらないでしょう。現実問題として、ネットで検索すれば昔の映像が簡単に見られるのに、テレビではモザイク処理をしなければいけない。テレビ局としては悩ましい所です。
善悪の問題はとりあえず置いといて、そういう時代になってしまったのですから、肖像権に厳格な事務所も少し方針を変えてもいいのではないかと思います。全てにOKを出す必要もないですが、ケースバイケースで柔軟に対応してもいいのでは。だって、『ザ・ベストテン』で久米さんの顔にモザイクが掛かっても、誰が見ても久米さんって分かりますし、違和感が残るだけ。番組だけでなく、久米さんも損をしていると思います」
変化する時代とともに、芸能事務所の肖像権に対しての姿勢も軟化することはあるのだろうか。