芸能

フジテレビの攻勢、カトパンの夕方ニュースが番組最高視聴率

加藤綾子アナは男性人気だけでなく女性人気も?(時事通信フォト)

 3戦連続で視聴率1ケタを記録し、第4戦も11.8%しか取れなかった今年の日本シリーズ(いずれもビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)。その余波は、各局番組の視聴率にも及んでいるようだ。テレビ局関係者が話す。

「日本テレビが18時から日本シリーズ第4戦を中継した10月23日、カトパンこと加藤綾子アナがキャスターを務めるフジテレビ系の『Live News it!』が番組最高の7.5%を叩き出したんです。夕方のニュースは日本テレビ系の『news every.』が18時台に2ケタを取る日もあって、他局を圧倒しているのですが、日本シリーズで休止になったことでフジに流れたのだと思います」(以下同)

 かつて『スーパーニュース』で夕方の視聴率でトップ争いを演じていたフジテレビだったが、ここ数年は低迷。昨年4月に始まった『プライムニュース イブニング』は3~4%と奮わず、わずか1年で打ち切りに。今年4月から『Live News it!』が始まっていた。

「フジの夕方のニュースで7%台が出たのは、3年ぶりくらいでしょうか。もともと、加藤綾子アナは知名度が高いですし、何かのきっかけさえあれば上がってもおかしくなかった。ニュース番組は習慣なので、視聴率が上がるまで時間がかかる。しかし、一度定着すれば長く見てもらえる。日テレは、その機会をフジに与えてしまった。前月辺りから、徐々に『Live News it!』の数字が上がっていたので、ちょっと不気味に感じているでしょう」

 レギュラー番組ではなくスポーツ中継などの特番を放送する場合、テレビ局は相応の視聴率を出すことが求められる。

「人気レギュラー番組があれば、毎週同じ時間にチャンネルを合わせてくれることで、その局への視聴習慣が根付く。その流れで、前後の番組も見てくれる可能性が広がり、局全体の力が上がっていく。だから、高視聴率のレギュラー番組はできるだけ休止したくないんです。特に、帯番組は局の顔。『news every.』を潰しても、日本シリーズで視聴率が取れれば問題ありませんが……」

関連記事

トピックス

WSで遠征観戦を“解禁”した真美子さん
《真美子さんが“遠出解禁”で大ブーイングのトロントへ》大谷翔平が球場で大切にする「リラックスできるルーティン」…アウェーでも愛娘を託せる“絶対的味方”の存在
NEWSポストセブン
ベラルーシ出身で20代のフリーモデル 、ベラ・クラフツォワさんが詐欺グループに拉致され殺害される事件が起きた(Instagramより)
「モデル契約と騙され、臓器を切り取られ…」「遺体に巨額の身代金を要求」タイ渡航のベラルーシ20代女性殺害、偽オファーで巨大詐欺グループの“奴隷”に
NEWSポストセブン
高校時代には映画誌のを毎月愛読していたという菊川怜
【15年ぶりに映画主演の菊川怜】三児の子育てと芸能活動の両立に「大人になると弱音を吐く場所がないですよね」と心境吐露 菊川流「自分を励ます方法」明かす
週刊ポスト
ツキノワグマは「人間を恐がる」と言われてきたが……(写真提供/イメージマート)
《全国で被害多発》”臆病だった”ツキノワグマが変わった 出没する地域の住民「こっちを食いたそうにみてたな、獲物って目で見んだ」
NEWSポストセブン
2020年に引退した元プロレスラーの中西学さん
《病気とかじゃないですよ》現役当時から体重45キロ減、中西学さんが明かした激ヤセの理由「今も痺れるときはあります」頚椎損傷の大ケガから14年の後悔
NEWSポストセブン
政界の”オシャレ番長”・麻生太郎氏(時事通信フォト)
「曲がった口角に合わせてネクタイもずらす」政界のおしゃれ番長・麻生太郎のファッションに隠された“知られざる工夫” 《米紙では“ギャングスタイル”とも》
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
将棋界で「中年の星」と呼ばれた棋士・青野照市九段
「その日一日負けが込んでも、最後の一局は必ず勝て」将棋の世界で50年生きた“中年の星”青野照市九段が語る「負け続けない人の思考法」
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン