国内

皇居の西エリア 歩いて回れる探索スポットご紹介

旧北の丸方面には日本武道館も(撮影/竹内正浩)

 天皇陛下の「即位の礼」を終えて、改めて皇居に注目が集まっている。今回はそんな皇居の西エリアで、歩いて探訪できるスポットを紹介しよう。

(1)日本武道館

終戦記念日には天皇皇后両陛下もご臨席される追悼式(時事通信フォト)

毎年8月15日の終戦記念日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で開かれる。令和になって初の式典となった今年は、遺族代表など6201人が出席。天皇陛下は雅子さまとご臨席され、おことばを述べられた。

(2)東京国立近代美術館

上皇上皇后両陛下もご覧になった風神雷神図屏風(時事通信フォト)

皇室の方々は、頻繁に各地の美術館を訪れている。2004年9月10日、上皇上皇后両陛下は、東京国立近代美術館を訪問。風神雷神図屏風を鑑賞された。

(3)乾門

桜の時期には上皇上皇后両陛下もお忍び散策に(撮影/JMPA)

平成が終わろうとしていた4月7日、上皇上皇后両陛下は皇居の外をお忍びで散策。午前7時過ぎに北桔橋門から皇居の外に出られ、7分ほど満開の桜を楽しまれた後、人々に手を振って乾門から皇居に戻られた。

陛下らが外に出るとき乾門が使われることも(撮影/JMPA)

(4)御文庫附属室(非公開)
太平洋戦争中に吹上御苑内に造営された防空施設である御文庫附属室。なかでも大きなスペースを持つ大本営会議室では1945年8月9日、昭和天皇臨御のもと、最高戦争指導会議(いわゆる御前会議)が開かれ、終戦の聖断が下された。

(5)吹上御苑(非公開)
吹上御苑内を散策したり、スキーやゴルフを楽しんだりした昭和天皇の姿が、しばしば目にされた。現在も昭和天皇の意向を引き継ぎ、できる限り自然のまま管理されている。

(6)紅葉山(非公開)

明治以降の歴代皇后は養蚕に携わられる(写真提供/宮内庁)

皇居の中にある紅葉山には、養蚕施設「紅葉山御養蚕所」がある。明治以降、皇居では歴代皇后によって養蚕が伝統的に行われ、令和への御代がわりでも美智子さまから雅子さまに引き継がれた。

(7)半蔵門

一般の人は通ることができない半蔵門(撮影/JMPA)

東京駅の反対側、皇居の西側に位置する「半蔵門」は、一般の人が通ることは許されない。御所に最も近い門であるため、「陛下の御門」として厳重に管理されており、土堤の手前には柵がもうけられている。

「陛下の御門」と呼ばれる半蔵門(撮影/JMPA)

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト