芸能

元NHK竹中知華アナ 「胸は自分の長所」と前向きに考える

子供の頃は牛乳は大好きだそう

 日本赤十字社が献血を呼びかけるために作成したポスターに、胸の大きな女性キャラクターが描かれていたことで、「環境型セクハラ」と批判が出るなどの騒動となったが、実際に女性の立場で胸が大きいということは、どのような意味を持つのだろうか。ラジオ沖縄の竹中知華アナは、かつて地方局アナ時代、自分の胸が大きいことで様々な苦労があったという。竹中アナが、当時の苦労と現在の心境を語る。

 * * *
 高校生の頃からすでにFカップはありました。大学生の頃には現在のHカップになっていましたが、実はそれまで周囲から巨乳だと言われたこともなく、自分が巨乳だという自覚はありませんでした。

 それが一変したのが、NHK沖縄に入社してからです。朝のニュースを読むようになり、視聴者様からいただく“今週の苦情”という投稿の中で「胸にしか目がいかない」「内容が耳に入らない」というご意見が入るようになったのです。自分がそんな目で見られていたとは思いもしていなかったですし、女子アナは清廉性が求められる仕事という意識もあり、プレッシャーでした。

 特に悩んだのは衣装で、胸が目立たないものを選ぶのに必死でした。ブラウスならゆとりのあるデザイン、ニットは伸び縮みしすぎない素材を試行錯誤しながら選んでいました。

 当時は男性の上司でしたが、「今日の服はアリだね」とか「もう少しこんな服を選んだ方がいいかもね」と、すごく気を遣ってくださいました。ありがたい気持ちと共に、私はアナウンサーに向いていないかも、と自分を責めていました。

 その後、7年間キャスターを続けましたが、そろそろ自分を解放して仕事がしたいと思い立ちフリーに転身しました。そこでまず思い浮かんだのが、自費出版で写真集を出すことでした。会社員時代は私の胸の話題は社内でもタブー扱い。自分の中にも「胸が大きい=悪い」という思い込みがあるのを打破したくて、あえて胸を強調する衣装も用意して挑みました。

関連記事

トピックス

高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン