芸能

沢尻エリカ 「彼女は太ることを怖がっていた」知人証言

10年以上前から使用していたと供述した沢尻エリカ容疑者(時事通信フォト)

 違法薬物のMDMAを所持していたとして警視庁に逮捕された、女優の沢尻エリカ容疑者(33)。出演していた企業数社のCMの放送中止などのほか、出演が決まっていた来年のNHK大河ドラマも、代役による撮り直しが報じられている。そんな沢尻容疑者について、「彼女は太ることをとても怖がっていた」という証言を得た。

 振り返れば、沢尻容疑者の芸能生活は波乱万丈そのものだった。小学6年生でモデルデビューの後、10代後半からドラマや映画に活動の舞台を移した沢尻容疑者。出世作となった映画『パッチギ!』(2005年公開)では在日コリアンの女子高生ヒロインを好演し、日本アカデミー賞新人俳優賞やキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞などを多数受賞した。

 当時、スクリーンで20歳前の沢尻容疑者が演じたのは、チマチョゴリや三つ編み姿がよく似合う可憐な美少女だった。その面立ちは年頃にふさわしい丸みを帯びた印象で、その後のほっそりとクールな姿と見比べると隔世の感がある。

 沢尻容疑者は取り調べに対し、「10年以上前から大麻やMDMA、LSD、コカインを使用していました。有名人が薬物で逮捕されるたび私も危ないと注意していました」と供述したという。違法薬物を使用し始めた「10年以上前」といえば、疑惑を報じた報道も過去にはあった。

 沢尻容疑者には、2009年9月末付で当時の所属事務所を“解雇”された過去がある。当時、事務所側はその理由を明らかにしなかったが、その後、一部週刊誌が「解雇は大麻使用が理由だった」と報じたのだ(2012年5月)。

 さらに今回、興味深い証言をキャッチした。当時の沢尻容疑者をよく知る人物が語る。

「エリカさんとは、2009年に結婚した元夫と別居し始めた頃からの縁です。当時から印象的だったのは、『太りたくない』『痩せていたい』としきりに話していたこと。エリカさんは当時も今も、スタイル抜群。けどその口ぶりは、まるで将来自分が太るのは決まっていて、その運命をこわがっているかのように感じました。いま考えると、薬物を続けていた理由はそんなところにもあったのかもしれない」

 そんな沢尻容疑者の“不安”の裏には、アルジェリア系フランス人の母・リラさんのことがあったという。

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン