ライフ

東武日光の見所 世界遺産めぐりや西洋建築・文化も楽しめる

日光東照宮は1617年創建

 豪華絢爛な日光東照宮など2社1寺を含む日光山内が世界遺産に登録されている一大観光地の日光(栃木県日光市)。その玄関口となる東武日光駅は、浅草駅から東武線の特急で1時間50分、特急を使わないなら浅草駅から区間急行で南栗橋駅まで1時間の後に乗り換えて急行で1時間14分で到着できる。

 天皇家や外国人の静養地として栄えた地域でもあり、アインシュタイン博士など国内外の著名人や要人も宿泊したリゾートクラシックホテル「日光金谷ホテル」では、往時の雰囲気に触れられる。日光東照宮の参道には日光名物のゆば料理を味わえる飲食店、土産店や和菓子店が並び、そぞろ歩きも楽しい。

■日光東照宮/栃木県日光市山内2301

平成の大修理で金色の輝きが蘇った

国宝の唐門

回廊の外壁も見事

左甚五郎作と伝えられる国宝の眠り猫

 元和3(1617)年創建。江戸幕府初代将軍・徳川家康公を御祭神に祀った神社。国宝の陽明門は2017年に「平成の大修理」を終え、金色の輝きも甦った。胡粉(ごふん)で白く塗られている国宝の唐門。陽明門の左右に伸びる国宝の廻廊の外壁には極彩色に彩られた花鳥の彫刻が並び、それぞれ1枚板の透かし彫りで見事。左甚五郎作と伝えられている国宝の眠り猫。裏はスズメの彫刻が施されている。

営業時間:8時~16時(4月~10月は17時)※受付は閉門の30分前まで
料金:大人1300円

■日光田母沢御用邸記念公園/栃木県日光市本町8-27

明治32年に当時の皇太子の静養地として作られた

 明治32(1899)年、大正天皇(当時、皇太子)の静養地として造営。昭和22(1947)年まで、3代にわたる天皇・皇太子が利用された。国の重要文化財。天皇陛下が公式の来客と面会する際に使用された謁見所は、畳敷きの上に絨毯を敷いた和洋折衷様式が特徴。

営業時間:9時~16時半(4月~10月は17時)※受付はともに16時まで
定休日:火(祝日の場合は開園し、翌日休園)、12月29日~1月1日
料金:大人550円

関連記事

トピックス

トランプ米大統領と高市早苗首相(写真・左/Getty Images、右/時事通信フォト)
《トランプ大統領への仕草に賛否》高市首相、「媚びている」「恥ずかしい」と批判される米軍基地での“飛び跳ね” どう振る舞えば批判されなかったのか?臨床心理士が分析
NEWSポストセブン
真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
アメリカ・オハイオ州のクリーブランドで5歳の少女が意識不明の状態で発見された(被害者の母親のFacebook /オハイオ州の街並みはサンプルです)
【全米が震撼】「髪の毛を抜かれ、口や陰部に棒を突っ込まれた」5歳の少女の母親が訴えた9歳と10歳の加害者による残虐な犯行、少年司法に対しオンライン署名が広がる
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
《新恋人発覚の安達祐実》沈黙の元夫・井戸田潤、現妻と「19歳娘」で3ショット…卒業式にも参加する“これからの家族の距離感”
NEWSポストセブン
キム・カーダシアン(45)(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストの元妻の下着ブランド》直毛、縮れ毛など12種類…“ヘア付きTバックショーツ”を発売し即完売 日本円にして6300円
NEWSポストセブン
2025年10月23日、盛岡市中心部にあらわれたクマ(岩手日報/共同通信イメージズ)
《千島列島の“白いヒグマ”に見える「熊の特異な生態」》「冬眠」と「交雑繁殖」で寒冷地にも急激な温暖化にも対応済み
NEWSポストセブン
中村雅俊が松田優作との思い出などを振り返る(撮影/塩原 洋)
《中村雅俊が語る“俺たちの時代”》松田優作との共演を振り返る「よく説教され、ライブに来ては『おまえ歌をやめろよ』と言われた」
週刊ポスト
レフェリー時代の笹崎さん(共同通信社)
《人喰いグマの襲撃》犠牲となった元プロレスレフェリーの無念 襲ったクマの胃袋には「植物性のものはひとつもなく、人間を食べていたことが確認された」  
女性セブン
大谷と真美子夫人の出勤ルーティンとは
《真美子さんとの出勤ルーティン》大谷翔平が「10万円前後のセレブ向けベビーカー」を押して球場入りする理由【愛娘とともにリラックス】
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(秋田県上小阿仁村の住居で発見されたクマのおぞましい足跡「全自動さじなげ委員会」提供/PIXTA)
「飼い犬もズタズタに」「車に爪あとがベタベタと…」空腹グマがまたも殺人、遺体から浮かび上がった“激しい殺意”と数日前の“事故の前兆”《岩手県・クマ被害》
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」でペールブルーを選ばれた皇后雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《洋装スタイルで魅せた》皇后雅子さま、秋の園遊会でペールブルーのセットアップをお召しに 寒色でもくすみカラーで秋らしさを感じさせるコーデ
NEWSポストセブン
チャリティーバザーを訪問された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《4年会えていない姉への思いも?》佳子さま、8年前に小室眞子さんが着用した“お下がり”ワンピで登場 民族衣装のようなデザインにパールをプラスしてエレガントに
NEWSポストセブン