「最近では2017年に年末ジャンボミニ1等7000万円を出し、2016年には年末ジャンボ1等・前賞8億5000万円、年末ジャンボミニ1等1億円、年末ジャンボプチ1等1000万円2本という全国でもほとんど例のない“トリプル1等”を達成しています。
2020年の東京五輪のマラソンの開催地に決定し、札幌の街全体が盛り上がっています。発売前には全員で北海道神宮へ必勝祈願に参拝し、お札をもらって店にお祀りしています」(大川哲生・店長)
新年の“初日の出”を日本で最初に拝める千葉県銚子市の犬吠埼(山頂・離島を除く)。そんな房総半島の東端に位置する港町の銚子駅前CC(千葉県銚子市)も億当たりの常連売り場だ。2006年の年末ジャンボで2等1億円を出し、翌2007年ドリームジャンボでも2等1億円を出している。
「1億円が連続して出た時に、看板にクジラの大漁旗を描いたところ、店のシンボルとして定着しました。店の中にも大漁旗を模した布を額に入れて掲げ、令和最初の初日の出をめでたい気持ちで眺められるような大当たりを祈願しています」(小林央・店長)
東京からは累計15億円の大当たりを出している立川CC(東京都立川市)。今年開店40周年を迎えた同店では、2009年の年末ジャンボで2等1億円、2013年の年末ジャンボミニで1等7000万円が出ており、年の瀬に強さを見せる。山口氏はこういう。
「この売り場には福娘が2人います。1人が“福居さん”で、もう1人が“富居さん”です。福居さんが窓口に座って2年目の2006年に3大ジャンボで連続して大当たりが出ました」
鈴木昭彦・店長がいう。
「2人とも北海道出身で、お客様からは“縁起がいい”とご指名をいただいて買ってもらっています。また、店頭には“福生七福神”で知られる熊川神社で祈祷した『開運座布団』や販売員の福居にあやかり『福』を縫い込んだ『福座布団』を置いています。購入された方が座って当せん祈願していかれます」