芸能

生島ヒロシがトーク塾を始める背景 「長年の夢だった」

トーク塾にかける意気込みとは

 フリーアナウンサーの生島ヒロシが来年1月11日に「生島トーク塾」を開講することを発表した。生島本人に加え、TBSアナウンススクールを立ち上げた宮澤隆アナ、元フジテレビの寺田理恵子アナ、元NHKの内藤裕子アナ、日本司会芸能協会副会長の牧野尚之氏、そしてタレントのせんだみつおといった面々が第1回の講師を務めるという。単なるアナウンス術だけでなく、司会進行のテクニックや人との接し方、ビジネスなどで使えるプレゼン方法など、「トーク」にまつわる講義を行う。

 なぜ、トーク塾を始めるのか。生島本人に聞くと、「長年の夢だった」と語った。

「僕はアナウンサーを生業として40年以上、トークの仕事をしています。でももともとはすぐアガってしまうほうで、人前に出るのは大の苦手でした。そんな僕がこの仕事を続けられたのは、喋る力をつけたからです。

 ちょうど自分の事務所を立ち上げて30年という区切りを迎えたこともあり、これまでは自分や事務所のための仕事をしてきましたが、これからは様々な方に僕の持つ喋る力を受け継いでもらえたらいいなあと思っていました。喋ることが苦手な人の気持ちが分かるからこそ、ぜひこうした塾をやりたいとずっと思っていたのです」

 生島がTBSの入社試験を受けた年は4人がアナウンサーに採用されたが、他の3人は学生時代からアナウンス学校に通っていた。それが最初は悩みの種だったという。

「僕は“キャラクター枠”で合格したようなもので、アナウンス技術の基礎がありませんでした。だから、最初の研修やOJTでは本当に苦労した。自分はアナウンサーに向いていないのでは、と何度も悩んだものです。それでもどうにか努力して、多くの方に助けていただき、トークを仕事として続けられた。そのお返しをしたい。それが今回のトーク塾なんです」

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン