◆二階幹事長「3日も4日も前の話を」、河野防衛相「隊員の処遇改善のため」
災害など非常時は政治家の出番だが、そんなときに限って失言が生まれやすい。
首都圏を縦断した台風19号の後、二階俊博・幹事長は「まずまずに収まったという感じだ」と発言。記者団の取材(10月17日)でしつこく質問されると、ついに「3日も4日も前の話をまたここで引っ張りだしてきてとやかく言ったってしょうがない」とキレた。
この台風では河野太郎・防衛相もやらかした。
「私はよく地元で“雨男”と言われました。私が防衛大臣になってからすでに台風が3つ」と政治資金パーティで語って不謹慎と批判を浴びると、国会(10月29日)で弁明した。
「災害派遣に出動中の隊員の処遇をしっかり改善していかないといけないという趣旨だった」
復旧活動にあたる隊員にとっては大臣を「雨男」から“晴れ男”に改善してほしいのでは。
※週刊ポスト2020年1月3・10日号