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過去最高市場規模、ペット用サプリ正しい取り方と注意点

サプリメントを選ぶ際は、パッケージに表示されている有効成分だけでなく、添加物などの有無にも注意しよう

 免疫力アップや眼精疲労の緩和、病気の予防、関節の動きをサポートするなど、近年はペット用サプリメントの種類が増え、その需要が伸びている。でも、ペットにもサプリメントは必要なの? 今回はサプリメントの正しい摂り方や注意点に迫る。

 2018年のペット用サプリメントの市場規模は63億円に上り、過去最高を記録したという(「ペット関連商品の国内市場調査」によるデータ(マーケット調査会社・富士経済が発表))。

 さらに2021年には、73億円まで拡大すると予測されており、ペット用サプリメントの需要は急激に伸びている。

「サプリメントは、ペットフードでは足りない栄養素を補うための栄養補助食品の1つです。犬猫とも、良質な総合栄養食を食べている場合は基本的に必要ありませんが、手作りのフードや、おやつなどを多く与えている場合は、サプリメントを用いるといいでしょう」

 と、猫専門病院Tokyo Cat Specialistsの獣医師・有田早苗さんは言う。

 また最近は、ペットの高齢化に伴い、生活の質の維持や改善のために、サプリメントを取り入れるケースも増えているという。

「不足している栄養を補うだけでなく、老化などにより低下した身体機能のサポートや、病気の予防、慢性病の症状の緩和などが期待できるからです」(有田さん・以下同)

◆副作用はないが、アレルギー体質の猫は注意

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