父・純一郎氏は大激怒だという(時事通信フォト)

 滝川は出産前まで愛犬・アリスとの散歩を楽しんでいた。傍らにいる少し年上の女性がリードを持ち、彼女が滝川の少し後を歩くのがいつものスタイルだ。

「滝川さん、ドッグシッターを雇っています。ペットの世話や散歩を代行するペットシッターの中でも犬のスペシャリストですね。そもそも犬猫の殺処分ゼロをうたう財団を主宰し、保護犬アリスを飼う滝川さんですが、お天気のいい時だけお散歩するそうで、とにかくドッグシッターまかせ。

 家事は言うに及ばず、マネジャーさんやお母さんが全部やっていますから。“進次郎は休んで何をするのか?”と純一郎さんは本当に怒っています」(前出・小泉家の関係者)

 滝川は昨年、政治家の資産公開制度により約3億円という資産があることが世間に知られたばかり。ドッグシッターを雇う余裕があり、当然ベビーシッターも雇える。それならば育休を取る必要はないのではないかと、進次郎氏に進言する人もいたという。

「夫に育休取得させる妻というのがある種のステータスなんでしょうか。彼女は譲らなかったといいます。小泉家サイドは政治家の仕事を甘く見すぎと激怒。職種で育休を取る取らないが決まっていいわけではないが、こういう理由では“わがまま育休”と取られてもしかたがないでしょう」(前出・小泉家の関係者)

 結婚直後、滝川はSNSに、

《私が今までイメージしてきた「政治家の妻はこうあるべき」という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができたことも心強く感じました》

 と綴っている。自分流を貫くことを明かしていたが、ドッグシッターを雇っているだけでなく、豪華な産前パーティーも開いていたという。会費は2万円で、滝川が欲しいものリストを出席者に知らせていたが、1点5万円以上する高級ブランドばかりだったとの声も。そんなセレブ生活に眉をしかめる人は少なくない。

「政治家とは清貧であること、ブランド物に身を包むのではなく、国のために尽くすこと、そういう教えを幼き頃からたたき込まれてきた政治家一家にとって、滝川さんはなかなか受け入れられない存在なのです。こんな生活を送るあなたに本当に夫の育休は必要ですか?と言いたい」(前出・小泉家の関係者)

 ひとりの女性としての自由、生き方は何よりも尊重されるべきだ。そしてそんな女性に寄り添う夫の決断も同様に称賛をもって認められるべきだ。それでも今回の選択に両手をあげて賛成できない違和感の正体──その一端が垣間見えたのかもしれない。

※女性セブン2020年2月6日号

男児を出産した滝クリ

豪華なベビーシャワーを行ったという滝クリ

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト