松坂大輔は西武に復帰(時事通信フォト)

パ担当D:日本ハムも札幌ドームが五輪サッカー会場となるため、6月23日から7月18日までホームを使えず、北海道、沖縄、東京、静岡など移動が多くなります。

デスクA:チームもそうだが、記者も大変。各社の野球担当も五輪取材に回される。五輪期間中のプロ野球は、実戦感覚が薄れないように無観客で練習試合を行なう予定だそうだが、その取材も並行することになる。

編集委員C:1964年の東京五輪では、オリンピック入社組と呼ばれる世代がいた。各社とも五輪に備えて採用人数を通常の3倍に増やして人員を確保したものだが、今のご時世では採用人数も増やせないからな(苦笑)。

デスクA:実戦感覚という意味では、侍ジャパンに選ばれた選手は緊張感のある試合に出続けるので有利かも。ただ、シーズンとは試合球が違うので、投手は感覚が狂ってしまう可能性もある。

セ担当B:最大の懸念はケガで、多くの選手を送り込むと見られる巨人の原(辰徳)監督も心配しているようです。エースの菅野智之や坂本勇人、丸佳浩ら主力を“本当は五輪に出したくない”というのが本音でしょうね。

※週刊ポスト2020年2月7日号

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