芸能

芸能人の不倫叩き激化、ネット・CM・製作委員会がもたらした

東出昌大の義父の渡辺謙もかつて…(時事通信フォト)

 俳優・東出昌大(32)と若手女優・唐田えりか(22)の不倫騒動の火が消えそうにない。妻である女優の杏(33)が第3子を妊娠していた3年前から関係が続いていたこともあってか世間の目は厳しく、4社あったCMも全て降板。「不倫の代償」は高くついた。

 昭和の銀幕スターや歌舞伎役者の女遊びは「芸の肥やし」と言われ、世間の目も今ほど厳しくなかった。それが近年の“バレたらアウト”という風潮に変わった背景には、ネットの普及と芸能界を取り巻くビジネスモデルの変化がある。長年にわたって芸能人の男女トラブルを取材してきた芸能レポーターの城下尊之氏が語る。

「これまでは週刊誌やテレビが一通り報道し終えれば騒動は鎮静化しましたが、今はネットで炎上してしまうため雪だるま式に話が大きくなる。島田紳助さんも先日YouTubeで話していましたが、“無頼”な性格の人が多い芸能人にとっては生きにくい時代になった。

 また、タレントにとって稼ぎ頭がCMになったことも大きい。昔は映画が絶対で、テレビドラマですら下に見られていたくらい。スポンサーがいるCMは当然、コンプライアンスに厳しくトラブルは御法度ですからね。

 たとえCMに出ていなかったとしても、最近の映画は製作委員会方式を取っていますから作品ごとに多くのスポンサーが名を連ねている。ほとんど全てのタレントが品行方正であることを求められるようになってきた」

 しかし、かつてのタレントは自由な空気であったがゆえに、今では考えられないような破天荒な愛憎劇を見せてくれた。芸能レポーターの石川敏男氏が過去の大騒動を振り返る。

関連記事

トピックス

眞子さんの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室眞子さんの“ゆったりすぎるコート”に「マタニティコーデ」を指摘する声も…皇室ジャーナリスト「ご懐妊でも公表しない可能性」
NEWSポストセブン
すき家の「口コミ」が騒動に(時事通信、提供元はゼンショーホールディングス)
《すき家のレビュー投稿で騒然》「味噌汁の中にネズミの死骸」画像が拡散 SNSでは「AIによる画像では」との指摘もあるが…広報担当者は「確認中」
NEWSポストセブン
放送100年という記念の日に各局では、さまざまなジャンルの特番が放送される(写真/PIXTA)
《各局の現在地が鮮明に》“放送100年”の日に見えたフジテレビの危機 ブレないテレ東、“実より名を取る”テレ朝 
NEWSポストセブン
3月1日に亡くなったフリーアナウンサーのみのもんたさん
《みのもんたさんは焼き肉で…》“誤飲”の恐ろしさ「窒息事故発生件数が多い食品」と「事故が起きた場合に重症となる割合が高い食品」、まったく異なるそれぞれのトップ3
女性セブン
作品名『フラミンゴ』
プロモデラー・金子辰也氏が語る“大人のプラモデル作り” 設計図通りに作らずオリジナリティのある作品を目指すことで「プラモに表情が出てくる」
週刊ポスト
サインと写真撮影に応じ“神対応”のロバーツ監督
ドジャース・ロバーツ監督が訪れた六本木・超高級和食店での“神対応” 全員のサインと写真撮影に応じ、間違えてファンの車に乗ってしまう一幕も
週刊ポスト
元SKE48の江籠裕奈
【元SKE48でいちばんの愛されっ子“えごちゃん”】江籠裕奈が大人の新境地を魅せた「新しい私が写っていると思います!」
週刊ポスト
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”女子ゴルフ選手を待ち受ける「罰金地獄」…「4人目」への波及も噂され周囲がハラハラ
週刊ポスト
大村崑さん、桂文枝師匠
春場所の溜席に合計268歳の好角家レジェンド集結!93歳・大村崑さんは「相撲中継のカット割りはわかっているので、映るタイミングで背筋を伸ばしてカメラ目線です」と語る
NEWSポストセブン
大谷翔平の第一号に米メディアが“疑惑の目”(時事通信、右はホームランボールをゲットした少年)
「普通にホームランだと思った」大谷翔平“疑惑の第1号”で記念ボールゲットの親子が語った「ビデオ判定時のスタンドの雰囲気」
NEWSポストセブン
水原一平(左、Aflo)と「親友」デビッド・フレッチャー(右、時事通信)
《大谷翔平のチームメイトに誘われて…》水原一平・元通訳が“ギャンブルに堕ちた瞬間”、エンゼルス時代の親友がアップした「チャリティー・ポーカー」投稿
NEWSポストセブン
「ナスD」として人気を博したが…
《俺って、会社でデスクワークするのが苦手なんだよね》テレビ朝日「ナスD」が懲戒処分、517万円を不正受領 パワハラも…「彼にとって若い頃に経験したごく普通のことだったのかも」
NEWSポストセブン