個別種目を見ていくと、まず目に入るのが柔道の“金メダルラッシュ”だ。新設される混合団体を含めた15種目のうち、13種目で金予想。残りの男子81kg級、90kg級でも銀と予想されている。
「1984年ロス五輪の柔道(無差別級)で金メダルを獲った山下会長が強気なのも、柔道日本勢の調子がいいからでしょう。リオでは金3個、銀1個にとどまったが、昨年の世界選手権では金が5個、銀も6個あった。リオで金を獲った田知本遥(女子70kg級)らが引退したものの、代わって阿部詩(あべうた、女子52kg級)、素根輝(そねあきら、女子78kg超級)といった若手が台頭。ほとんどの階級で代表決定はこれからだが、出場選手の活躍が期待できるのは間違いない」(スポーツジャーナリスト)
※週刊ポスト2020年2月21日号