芸能

キンプリ平野紫耀 「スキル磨きたい」と関西Jr.を選択した

辺りを警戒して店に向かう平野紫耀

小学生時代にはダンスの才能を発揮した平野

 King & Princeのメンバーとして人気絶頂の平野紫耀(23才)。JR名古屋駅から電車で40分。閑静な住宅街を進むと、築30年を超える2階建ての木造アパートが見えてくる。こぢんまりとしたその建物が、平野の生家だ。両親とともに3人で住んでいたが、弟が生まれたころに両親が離婚。母親は女手ひとつで、兄弟を育てたという。

 その後、小学校に入学してすぐに、ダンススクールに入った平野。そのセンスは抜群で、名古屋でも注目される存在となった。

◆オーディションなし 特例のジャニーズ入り

 転機が訪れたのは、高校1年生のとき。ダンススクールの東京合宿だった。

「この合宿は、著名な講師から直接指導を受けられる貴重な機会でした。その日は、かつて男闘呼組や忍者といったジャニーズグループの振り付けを担当してきた人だったんです。平野さんの才能を一目で見抜き、すぐにジャニー(喜多川)社長に紹介しました。平野さんはそのままジャニーズ事務所に入所。オーディションを受けずにジャニーズ入りするのはかなり珍しいケースです」(芸能関係者)

 だがこれは、小学1年生から一緒に踊り続けてきた友との“別れ”を意味していた。

「平野くんは、名古屋の仲間たち一人ひとりの元を訪れて、感謝の意を伝えたそうです。申し訳なさそうに頭を下げる平野くんを前に、互いの活躍を誓い合って背中を押したそうです」(平野の知人)

◆「関西」を選んだプロ意識

 15才でジャニーズ事務所に入所した平野は、ジャニーズJr.に所属。その際、東京か関西か、所属先に悩んだという。

「活動機会の多さを考えれば、東京でしょう。ところが平野さんは、自分のダンスレベルなどを冷静に判断し、いきなり東京で勝負するのではなく、関西でスキルを磨くという決断をしました。急がば回れという言葉の通り、将来を見据えて鍛える時間を確保したのです」(前出・芸能関係者)

 関西ジャニーズJr.の一員として、コンサートの舞台に立ったり先輩のバックで踊るなど、テレビや舞台でも活躍するようになる。

 そして、2015年に18才で上京した。

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
このほど発表された新型ロマンスカーは前面展望を採用した車両デザイン
小田急が発表した新型は「白いロマンスカー」後継だというけれど…展望車復活は確定だが台車と「走る喫茶室」はどうなる?
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン