スポーツ

野球オープン戦無観客試合、本拠地開催に変更される理由

観客がいない球場に打球音が響いた(写真/共同通信社)

 いまだ収束が見えない新型コロナ問題。各種イベントが中止、延期、あるいは無観客での開催を余儀なくされているが、日本野球機構(NPB)も、3月15日までのオープン戦72試合を無観客で行なっている。

「オープン戦は地方のプロ野球ファンを集める集金システムです。入場料に加え、球場での球団グッズなどの販売収入が大きい。パ・リーグの球団は巨人とのオープン戦だけでキャンプ費用を捻出していた時代があったほど」(スポーツ紙デスク)

 NPBの無観客試合決定を受けて、地方から本拠地開催に変更するケースもあった。ソフトバンクは長崎ビッグNスタジアムで行なう予定だった試合を福岡PayPayドーム開催に変更し、広島も福山市民球場で行なう予定だった試合をマツダスタジアム開催に変更するなど、各球団で同様の動きが出ている。

 観客を入れられずグッズもさばけないとなれば、経費のかかる地方で試合をするのは、デメリットが多いということかもしれない。

※週刊ポスト2020年3月20日号

関連記事

トピックス

訪英に向け、慎重を期されている(4月、東京・千代田区。撮影/JMPA)
【消せないトラウマ】雅子さま、訪英直前の記者会見は欠席か ロンドン到着後の日程も不透明 「慎重すぎるのでは…」との指摘も
女性セブン
坂口憲二(時事通信フォト)
映画『キングダム』“第5弾以降”の撮影が7月に開始へ、坂口憲二が出演か 『教場』で共演した木村拓哉が復帰を後押し
女性セブン
殺人容疑で逮捕された内田梨湖容疑者(SNSより)
《強気な性格の私も愛して》内田梨瑚容疑者がSNSの写真転載にキレた背景に加工だらけのTikTok投稿【旭川・女子高生殺害】
NEWSポストセブン
殺人未遂容疑で逮捕された笹山なつき容疑者
《鹿児島2歳児カッター切りつけ》3月末に10人退職…“要塞”と揶揄される保育園の中で何が「口調の強い園長先生」「新卒職員が2カ月で髪ボサボサで保護者会に…」近隣住民語る10年前の異変
NEWSポストセブン
上重聡さんが野球YouTubeの魅力を語る
甲子園で松坂大輔と投げ合った元日テレ・上重聡アナが語る野球YouTubeの魅力と「視聴必至のチャンネル」4選
週刊ポスト
「完封デート」の小笠原慎之介選手(時事通信)
中日・小笠原慎之介“北川景子似美女”と焼肉→ホテルの「完封デート」撮 “モテないキャラ”も育んでいた遠距離愛
NEWSポストセブン
殺人容疑で逮捕された内田梨瑚容疑者(SNSより)
《17歳の女子高生を殺害》昼は化粧品店で働いた内田梨瑚容疑者(21)が旭川の繁華街「未成年飲酒・喫煙」界隈で見せていた「ヤンキー系」素顔
NEWSポストセブン
トンボ論文で話題になった悠仁さま
悠仁さま「トンボ研究」が一段落 赤坂御用地内の御池の改修工事は10年の沈黙を破って再開
女性セブン
殺人容疑で逮捕された内田梨瑚容疑者(SNSより)
「リコ的に“年下に舐めた態度をとられた”」17歳女子高生を橋から落とした21歳容疑者が引けなくなった「イキリ体質」証言【旭川・女子高生殺害】
NEWSポストセブン
三田寛子と中村芝翫夫婦の家で、芝翫と愛人が同棲しているという
【不倫真相スクープ】三田寛子、実家を乗っ取られた? 中村芝翫と愛人の生活が“通い愛”から同棲に変化 ガレージには引っ越しの段ボールが山積み
女性セブン
自転車で牧場を回られる陛下、雅子さま、愛子さま
愛子さまが御料牧場でタケノコ掘り、ご一家でのサイクリング、愛猫&愛犬…貴重な写真を公開
女性セブン
中村芝翫と三田寛子
三田寛子、夫・中村芝翫と愛人の“半同棲先”に怒鳴り込んだ「絶妙タイミング」 子供たちも大事な時期だった
週刊ポスト