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大阪万博を機にファストフードが普及、ファミレスも誕生した

万博がきっかけだった(提供/ロイヤルホールディングス)

 今から50年前、1970年3月15日に開幕した日本万国博覧会(通称:大阪万博)は、総入場者数が6421万人を超え、最終的に192億円の黒字を生み出した。その数字の大きさだけでなく、大阪万博は日本人の経済だけでなく文化にも多大な影響を及ぼした。

 今の外食産業には万博がきっかけで誕生あるいは普及したものが多い。ケンタッキーフライドチキンは会場内に実験店舗を出店。これが日本初のファストフード店で、同年1号店がオープンすると、ハンバーガー店やドーナツ店が続々オープンした。回転寿司が国内外で有名になったのも、会場内に開いた廻る元禄寿司が「食事優秀店」に表彰されたのがきっかけ。

 アメリカゾーンのステーキハウスなどが人気で翌年1号店ができたのがロイヤルホストである。こうして1970年は外食産業元年、ファストフード元年、ファミレス元年となった。

※週刊ポスト2020年3月27日号

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