真意を語る百田氏

──その場で何を伝えましたか?

百田:私から話せる範囲で言えば、中国・韓国からの観光客の入国を制限し、習近平(中国国家主席)の国賓級来日をやめるべきだとは伝えました。普段からツイッターなんかで言っていることと同じです。

──安倍首相はどのような話をしたのでしょう?

百田:総理からの会話の内容は話せません。プライベートなことですから。

──会食に誘った理由について、安倍首相から何か説明がありましたか?

百田:本人からは特に何もありませんでした。会食はだいたいこんな感じで急に決まります。変わった様子は特にないですね。いつもよりは少し疲れているなぁというくらいでした。肉体的にというよりも、ちょっと精神的にね。

──百田さんが安倍政権批判に回ったことが嫌だったのではないでしょうか。対策も兼ねて、会食がセットされた可能性があると思います。

百田:野党は何をやっても政権批判するんやけど、今まで安倍政権を支えていた保守層からも対応がおかしいやないかという批判が出て、それが安倍さんにとってはちょっとこたえた部分があったかもしれない。私と有本さんに対して、何らかの弁明をしたかったのかもしれない。官僚や専門家だけではなく、私たちからも意見を聞きたかったのかもしれない。そればっかりはわかりません。

◆会食費用が総理持ちなのはおかしいことか

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