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米倉涼子が電撃独立 マネジャーなし、海外への意欲も

円満退社だという(時事通信フォト)

円満退社だという(時事通信フォト)

 女優の米倉涼子(44才)が、デビューから30年近く所属したオスカープロモーションを退社、独立することが『女性セブン』の取材で分かった。オスカーとの契約は3月31日をもって満了となり、4月以降は個人事務所を設立して、芸能活動を続けていく。

 米倉は小さい頃からバレエに親しみ、高校時代にオスカーが主催する第6回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞した。モデルとして活動していたが、その後、女優業に専念。『黒革の手帳』(テレビ朝日系)などで悪女を演じて話題となった。2012年からはじまった『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(同)シリーズは彼女の代表作となり、「私、失敗しないので」の決め台詞はあまりにも有名になった。

 芸能関係者が語る。

「最近オスカーの所属タレントが数人立て続けに退社していて、その背景に事務所内で幹部同士の対立があるのではないかと囁かれていましたが、今回の米倉さんの独立はそれとはまったく関係なく、あくまで前向きに今後の芸能活動を考えた上での本人の決断のようです。また昨年、米倉さんは体調不良だったことを明かしていますが、それも今回の退社とは関係ないそうです」

 心境に変化が訪れたのは昨年夏。主演ミュージカル『シカゴ』の公演を終えた頃だった。これが3度目となるブロードウェイの舞台だったが、いままで以上に自信を感じ、本格的な「海外進出」への意欲が湧いた。しかし、現状のままでは海外での仕事をとことん突き詰めることはできない。今後の女優人生を考えての判断──より女優として羽ばたくために、独立を選択したのだ。

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