昭恵さんは赤木さん妻の訴えを無視するのか(時事通信フォト)

 国権の最高機関である国会が森友問題で紛糾しても、昭恵さんはどこ吹く風。2017年5月15日に開かれた安倍首相の父・晋太郎氏を偲ぶ会ではこんな発言で出席者の度肝を抜いた。

「騒動で有名になったので、おかげ様で(経営する)居酒屋UZUは繁盛しています。いい食材を使っているから、そんなに利益はないんですけどね(笑い)」

 朝日新聞が文書改ざん疑惑をスクープした2018年3月2日にはフェイスブックにこんな投稿をした。

《能舞台においてアジアのファッションショー。モデルの皆さんが全員足袋を履いているのが印象的でした》

 さらに目を疑うのは、赤木さんの自殺が報じられた同月9日の言動だ。昭恵さんは、前日8日に開催された国際女性デーのイベントで日本酒の「鏡開き」をした写真をフェイスブックにアップした。

「そこにはピンクのワンピースで満面の笑みを浮かべる昭恵さんの姿が写っていました。赤木さんが自殺したのは7日で、官邸を通して情報は入っていたはずなのに、あんな笑顔でお祝いの写真を投稿するなんて。いったいどういう神経をしているのか…」(政治ジャーナリスト)

 しかも、その日の夜には、銀座で開かれた知人の誕生日パーティーに出席していた。参加者の1人が振り返る。

「神田うのさん(44才)や真矢ミキさん(56才)、中田英寿さん(43才)など多くのセレブが参加した華やかなパーティーでした。その日の昼に赤木さんの自殺が報じられ、当時国税庁長官だった佐川さんが辞職を表明し、夜には麻生財務相が緊急会見を開きました。そんな大変な時期に、にこやかにパーティーに出席した昭恵さんに周囲は驚くばかりでした」

 今回の遺書公開でも昭恵さんは変わらなかった。コロナ騒動にもかかわらず、昭恵さんは福岡を訪れていたようだ。

「遺書が報道された翌日、福岡在住の女性実業家が昭恵さんらセレブ女性8人とランチ会をしたことをインスタグラムにアップしました。その女性は、“夫人も大変な時期でしょうが頑張ってください”との応援メッセージを掲載しています」(地元紙記者)

※女性セブン2020年4月9日号

コロナ感染の終息時期を問われ「申し上げる状況にない」と答えた安倍首相(3月14日/時事通信フォト)

再調査を拒否した安倍首相(3月14日/時事通信フォト)

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン