芸能

日テレ『ぶらり途中下車の旅』から電車内のシーンが消えた

「始めから」下車(写真は番組のオープニング)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請のなかで、苦労しているのがテレビ局のロケ番組制作だ。4月以降、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ東京はすでにロケ番組の新規収録中止を発表している。

「テレビ朝日も同じ状況です。ロケ中心の『帰れマンデー見っけ隊!!』も収録見合わせが続いている。撮影再開後も、しばらくは人のいない大自然の中か、メシ系ならお店の人や対面の人との接触が少ない立ち食いそばなどにしようと議論されています」(テレ朝局員)

 すでに収録済みのものは各局放送しているが、週替わりで芸能人が鉄道旅をする『ぶらり途中下車の旅』(日テレ系)では異変が起きている。同番組は、「旅人」と呼ばれる芸能人がその日取り上げる路線を乗り継ぎ、沿線の各駅で降り、街をぶらりとして人々と触れ合ったり店や施設に入ったりする。電車に乗っているシーンでは、「次は〇〇~」というアナウンスがあり、「旅人」は「ちょっくらここで降りてみましょうか」などと言って電車から降りるシーンもおなじみだ。それが変わったのだ。

「3月下旬から、電車内のシーンが消えたんです。車内で他の乗客と触れ合える状況じゃないし、車内撮影となるとスタッフが狭いところに密集する状況にならざるを得ない。ここ数回は、タレントが駅を降りたところから撮影がスタートしています」(日テレ関係者)

※週刊ポスト2020年4月24日号

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