また、抹茶ラテフロートに感動し、カフェで突然、立ち上がった光が「若草の~」と和歌を詠んで涙まで流すシーン(ちなみに光の背景はピンクの花びらが舞うアニメになってます)では、沙織は「感動すると出ちゃうものなの?」と聞いていたが、光は川のせせらぎなど日々の何気ないことを歌に詠んだらいいとにこにこする。第二回のタイトルが「ひもなのに朝帰り」とすっかりひも扱いの光だが、現代人が忘れた豊かさを思い出させてくれる存在でもあるのだ。
これから光源氏のライバル中将(桐山漣)も現代に現れ、すぐさま現代になじみ(?)なんとホストになることに。ヒョウ柄のふさふさコートに烏帽子という素晴らしいいでたちで、女子をメロメロにする中将様。桐山漣の俺様モテ男もまた得意技。テレビ画面の女優を見てうっとりとほおずりする光とともに、プレイボーイコンビ、光源氏と中将の動きに沙織がどうバタバタするのか。「Aメロは五七五七七にしてみました」という岡崎体育の主題歌『ニニニニニ』とともに、若手俳優たちの得意技をとっくりと楽しみたい。