◆住宅ローンの返済が厳しくなったら
→早めに返済についての相談を
家計に占める割合が大きい住宅ローン。収入の激減で支払いが滞ってしまう前に、返済方法の変更などで早めに対処しておきたい。たとえば住宅金融支援機構では、返済期間の延長、一定期間の返済額軽減、ボーナス返済の見直しのメニューがあり、最近、問い合わせが増加。また、機構団信特約料の払込期限を一時的に猶予するなどの方法でサポートしてくれる。まずは、利用している金融機関の窓口で相談してみよう。
◆公共料金等の支払いがきつい!
→支払い猶予など申請が可能
各社で多少の違いはあるが、電気・ガス料金は申請すれば4、5月分の支払いを原則として1か月延長できる。水道・下水道代は自治体で異なる。東京の場合は最長4か月延長可能。
◆いよいよ困窮。今月の支出もままならない!
→「生活保護制度」を利用する
世帯の収入が最低生活費(世帯で異なる)より少なく、生活保護の条件を満たしている場合に受けられる。生活・住宅・教育等8種類の扶助があり、必要に応じて支給される。
※女性セブン2020年4月30日号