◆漁師のおじいと仲よくなって交渉
何もかもが予定通りにならないラストイヤー。しかし唯一、あるプロジェクトだけが順調に進んでいるという。
「大野さんは活動休止後のプランを周囲に口にしています。よく知られているように、彼は釣りが趣味ですから、気候のいいところで釣りを楽しみながらのんびり過ごすため準備を進めているようですよ」(前出・芸能関係者)
そうしたプランを実現するため大野が白羽の矢を立てたのが、宮古島だった。
「海はきれいだし、釣りスポットも多いし、仕事から離れて過ごすには最高の場所です。ただ、大野さんの場合、ひとりで暮らす家というよりも、友達もたくさん呼んで楽しめるリゾート施設のような建物を予定しているとか。いわゆるオーシャンビューの海風が心地よい土地に、プライバシーを重視した、沿道からは中の様子がうかがえない建物になると聞いています。といっても大げさなものではなくて、景観に溶け込む建物になるみたいですね」(現地の不動産関係者)
大野はコロナ以前から、宮古島にたびたび足を運び、その魅力を体感していた。
「何度も足を運んでは、釣りを楽しんでいました。彼は偉ぶらずに現地の釣り仲間と接するので、地元の漁師さんとも仲よくなって、船を貸してもらったりもしていたようです。その縁もあって、宮古島に家を持とうとしたのだと思います」(別の宮古島の住人)
前述のとおり、いま、宮古島はバブルに沸いている。限られた土地を売買するため、不動産のプロの間でも激しい駆け引きが繰り広げられている中で、大野が土地購入にこぎつけるには一筋縄ではいかなかったようだ。
「宮古島にくるときには定宿に数日間滞在。その間『どこかにいい土地はないかな』と、熱心にリサーチを行っていたようです。
このあたりは個人個人のつきあいがモノを言います。いくらお金があっても、それだけじゃ売ったり貸したりはしてもらえないんです。ただ大野さんはもうすっかり顔なじみですから、漁師のおじいから紹介された何人かの人に協力してもらって、土地を見つけたようですよ」(前出・宮古島の住人)