濃厚接触者がPCR検査を拒否するケースもある。青森県では、風俗店利用を隠すために検査を受けずに勤務を続けた警察官が、その後救急搬送されて陽性と判定された騒動があり、22人の同僚が自宅待機になった。昭和大学客員教授(感染症)の二木芳人さんは、こう話す。
「陽性者の自宅待機でも、コンビニに買い物に行ったり、食事や仕事に出かけたりすることができてしまいます。そうした人たちが感染を拡大させているかもしれない。国が感染者をまとめて管理するシステムを早急に構築すべきです」
あなたの隣人も感染者ではないと言い切れないのだ。
※女性セブン2020年8月13日号