「2004年、渡さんが長年行きつけの都内のイタリアンレストランに、吉永さんを連れてきたことがあったそうです。吉永さんもお店が気に入ったようで、その後数年にわたり、お店が2人の逢瀬の場になったと聞いています。
吉永さんはお店が出す『ウニのジュレ』が好きで、よく渡さんと一緒に召し上がっていたみたい。店長も2人が来る時は厳戒態勢で、外にマスコミがいないかチェックしていたとか(笑い)。時にはお互いの友人を交えたり、渡さんが妻を、吉永さんが夫を連れてきたこともあったそうです」
渡さんにとって最後の公の場となったのは、2017年9月の「松竹梅」のCM収録。この時も、傍らにいたのは吉永だった。
収録後、記者を前に、吉永に「最後の1本はラブシーンをやりましょう」と呼びかけ、吉永も「老夫婦の恋愛作品を作りましょう」と応じていた。
2019年9月に行なわれた同CM収録も共演相手は吉永だったが、現場に取材陣を入れなかった。この撮影が、2人にとって最後の共演現場になった。
※週刊ポスト2020年9月4日号