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中国で政府・党・大企業トップの自殺頻発 その社会的背景は

 中国では党・政府幹部や企業トップの自殺が頻発している。2019年8月25日、広東省深セン市水道局の操敬徳局長がビルから投身自殺。2018年10月20日、マカオ特別行政区政府中国連絡弁公室の鄭暁松主任(局長級)がマカオの自宅から転落死している。

 同年11月1日、内モンゴル自治区公安庁の李志斌・副庁長がフフホト市公安局の休憩室で首つり自殺。同 11月6日、中国共産党機関紙『人民日報』傘下のニュース週刊誌「新聞前線」の胡欣編集長が同社ビルで死亡しているのが発見された。2019年12月4日、重慶市栄昌区公安局の呉修遠副局長がオフィスで自殺。同 12月5日、四川省張州市人民代表大会の黄勇副委員長がうつ病を患い、自宅ガレージで首を吊って自殺している。

 中国中央国家機関職員精神保健相談センターは2017年4月、2009年から2017年にかけて243人の党・政府幹部が自殺したとの統計資料を明らかにしており、これらの幹部は「説明できない政治的問題を抱えていた」と見方を示している。

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