「ミリオン連発」も納得の出演歴
さらにその他の動画も、「【熱盛!大スクープ】ヤバイおじさん登場!ピッカピカの40歳♪」が221万回再生、「【人生初】ネゴロ!はじめて東京スカイツリーへ行くの巻」が122万回再生、「ダンスサークルに潜入動画!」が312万回再生、「【新企画】フラれ動画/『右の拳』にかけた想い…」が120万回再生を記録。
数日前にアップしたばかりの「フラれ動画/愛の暴走列車」も49万回再生、「フラれ動画/美女の暴言」も38万回再生を叩き出し、チャンネル登録者数も30.2万人と、本物の人気YouTuberと変わらぬ好結果を得ているのです。世帯視聴率は、第1話10.3%、第2話8.5%、第3話8.1%、第4話8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ほとんどが1桁台に終わっているだけに、再生数の多さに驚くのではないでしょうか。
ドラマ絡みの動画としても、若手俳優がメインのYouTubeチャンネルとしても、異例の再生回数であり、YouTubeフリークの間で戸塚さんのファン層が一気に広がっているのは間違いないでしょう。
ただ、戸塚さんは福田監督だけでなく、その他の業界関係者からも、「ブレイクは当然」と言われるほど評価の高い俳優。2011年の俳優デビューからすでに100超の出演作を持つ経験値は世代屈指のものがあります。
しかも、『仮面ライダーウィザード』(テレビ朝日系)の魔法使いに憧れる青年から、『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)ではオネエ、『新・牡丹と薔薇』(フジテレビ系)では狂気のストーカー、『侠飯~おとこめし~』(テレビ東京系)では金持ちでリア充の大学生、『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(テレビ東京系)では方言丸出しだがネットにめっぽう強い刑事、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)では働き方改革を遵守して定時で帰る外科医、さらに放送中の『ディア・ペイシェント』(NHK)ではトランスジェンダーと幅の広い役柄を演じ続けてきました。
その上、デビューのきっかけは2000年の『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』であり、2016年には「『ゼクシィ』“初のCMボーイ”に選ばれて吉岡里帆さんと共演」というイケメン俳優としての華々しい過去もあります。
そんな芸能活動の中で最大の武器として磨き上げてきたのは、福田監督から称えられてきた負け芝居。たとえば、『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)で成敗される男を何度も演じてきたようにリアクションの素晴らしさは特筆モノであり、それが今回のYouTubeチャンネルにも生かされているのでしょう。