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2020.09.17 16:00  女性セブン

室井滋&千葉公慈対談 「各自が情報の質を見抜くべき時代」

室井:アンラッキーだけでなく、ラッキーな出来事も「苦」なのですね。

千葉:思い通りにならないことは苦である例が多いとは思いますが、お釈迦様はもともとその区別をされていなかったのです。もっと俯瞰をして、「思い通りにならない現実の中でどう生きていくか、一人ひとりが考えなさい」と放り出している。原始仏典ではお釈迦様が弟子に「ふたりではなくひとりで修行へ行け」と諭しますが、これは誰かと相談するのではなくひとりで現実と向き合い、自ら答えを導き出しなさいという教えです。

 ただし、現実を自分の中に取り込んでしまっては解釈とはいえません。現実と向き合うためにどう自分の壁を越えて、変われるのか。それが求められているのです。

【プロフィール】
室井滋/むろい・しげる。富山県生まれ。女優。エッセイ、絵本も数多く出版し、本誌で「ああ越中ヒザ傷だらけ」を隔週連載中。本連載をまとめたエッセイ集『ヤットコスットコ女旅』は現在6刷を数えるベストセラーになっている。

千葉公慈/ちば・こうじ。1964年生まれ。曹洞宗宝林寺住職、東北福祉大学学長。『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』などに出演。『うつが逃げだす禅の知恵』『眠れなくなるほど面白い 図解日本のしきたり』(監修)など著書多数。

◆撮影/政川慎治

※女性セブン2020年9月24日・10月1日号

 

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