実際、芸能界では離婚後のスピード恋愛や再婚がたびたび物議を醸してきた。2017年に逝去した松方弘樹もその一人。1978年8月に前妻と離婚し、翌年2月に仁科亜希子と婚約。同年11月に入籍した。芸能レポーターの石川敏男氏が語る。
「離婚前から仁科との親密ぶりが報じられていた。離婚後も交際を隠そうとせず、“妻子を捨てて仁科に走った”というマイナスイメージで一時は仕事も減りました」
その後、松方と仁科は1998年に離婚した。
石坂浩二はさらに早い。2000年12月、30年連れ添った浅丘ルリ子と離婚。わずか5日後に元劇団員女性と入籍したことを発表した。
「離婚会見で、年老いた母親の介護に浅丘を巻き込みたくなかったと述べた石坂ですが、2人は長く別居しており、その間は元劇団員女性が母親の面倒を見ていた。
そしてフタをあけたらその女性と超スピード再婚ですからね。“心移り”を介護問題にすり替えるなと批判が殺到した」(石川氏)
※週刊ポスト2020年10月2日号