芸能

竹内結子さん 三浦春馬さんとの共通点と最後のキスシーン

竹内結子さんにも悲劇が…

 三浦春馬さん(享年30)、芦名星さん(享年36)、藤木孝さん(享年80)、そして竹内結子さん(享年40)。この2か月で多くの有名俳優がこの世を、しかも自ら選んで去っていった。

「亡くなったかたの共通点としては、皆、最初に亡くなった三浦さんとの共演歴があることです。なかでも、三浦さんと竹内さんは互いに意識し合っていました。それに、三浦さんは長いこと竹内さんのファンだったのです。テレビ番組で理想の女性として名前を挙げたこともありました」(芸能関係者)

 2人は2019年公開の映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』で初共演。竹内さんは“氷姫”の異名を取る香港マフィアの女帝を、三浦さんはその女帝からダイヤを奪おうと画策する天才恋愛詐欺師を演じていた。

 竹内さんの死後、『ロマンス編』で2人が笑いながらアイスを食べるというメイキング映像が注目を集めている。音声が入らないシーンだったため、せりふはすべてアドリブだったという。

三浦「特別な味わいだね、2人で食べると」
竹内「ホント、バニラでよかった?」
三浦「バニラでよかったよ。これ以上ないスイート感だ」
竹内「私たちも結構、スイートじゃない?」──

 当時の様子を映画関係者が懐かしそうに振り返る。

「三浦さん演じる詐欺師が氷姫をデートに誘い、あの手この手でその冷たい心を溶かそうとする。『ローマの休日』のアン王女と新聞記者のように、距離を縮めていく様子を描写するシーンでした。脚本はないものの、アドリブで息の合った掛け合いを見せていて、ずっと見ていたいと思いましたね」

 この作品では、大人のムードを醸し出すあまりに美しすぎる2人のキスシーンも大きな話題となっていた。

「竹内さんにとってはそれが最後のキスシーンになったのではないでしょうか。見つめ合った2人が一瞬だけ唇を重ねるのですが、本当に恋人のようなムードでした。そのシーンでぐっと距離が縮まったのでしょう。2020年公開の続編『コンフィデンスマンJP プリンセス編』でもそれぞれ大事な役どころで再共演。

 現場では、2人はいつもふざけ合っていました。年の差が10才もあるなんて感じさせないほどです。舞台挨拶でもいつも、場を和ませるために冗談を言い合っていて、端から見ていても気が合っているのがよく伝わってきました」(前出・映画関係者)

関連記事

トピックス

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン