9月16日。「柳亭市馬の会」国立劇場の大劇場へ。いつもは歌舞伎をやっている所。毎年暮れに大井町のでっかいホールでフルバンドをバックにして市馬(落語協会会長)が歌謡ショーを開催、目をこらすと“おぼん・こぼん”のおぼんがトロンボーンに入っていたり、正蔵がペットを吹いていたりと御愛嬌。「20年はいよいよ国立の大です」と言っていたのが“密NG”で歌は無し。
裏の国立演芸場で同時刻、志らくが会をやってると聞き、客で来ている野末陳平(88歳)を連れて「近くで呑んで待っとけ」と発注し合流。突然現れた私に陳平翁びっくり大歓喜。こちらも談志から私、そして志らくと三代である。
9月20日。コロナから爆笑問題田中、生放送復帰。よかった。
■イラスト/佐野文二郎
※週刊ポスト2020年10月9日号