スポーツ

著名人の不倫騒動 「妻からの謝罪」で得する人、損する人

東京五輪もピンチの瀬戸大也(写真/時事通信社)

 東京五輪で金メダルの期待がかかる競泳日本代表・瀬戸大也選手(26才)の「メドレー不倫」が世間を賑わせている。著名人による不倫騒動が後を絶たないが、“妻からの謝罪”に正解はあるのか? 放送作家の山田美保子氏が語る。

 * * *
◆「なぜ奥さんに謝らせたの?」と世の女性たちから非難の嵐

 競泳日本代表の瀬戸大也さんがタイヘンなことになっています。9月中旬、「休憩4600円」のラブホにCAの女性と滞在したと、瀬戸さんに“新潮砲”が投下されたのです。瀬戸さんの所属先であるANAは契約を解除。瀬戸さんも競泳日本代表主将の辞退と、JOCの「シンボルアスリート」解除を申し入れました。

 ショックでしたよね。瀬戸さんといえば「東京五輪の顔」として、多くのCMで爽やかな笑顔を振りまいていましたし、関連イベントにも必ず呼ばれる存在でしたから。

 長年のライバル、萩野公介選手(26才)を近年、戦績で大きくリードした背景には、奥様で、飛び込み元日本代表の優佳さん(旧姓・馬淵)の献身的なサポートがありました。アスリートフードマイスターの資格を取得するなど夫を支えてきた優佳さんは、アスリートの美人妻の中でも最強の“あげまん”と評判でした。

 が、10月1日配信の「NEWSポストセブン」によれば、「あれだけ派手に遊んでいて、よくばれなかったなという感じ」と話す水泳関係者が。「夜の街好きと女性好きを隠すこともなかった」といいますから、つまり、“初犯”ではないということです。

 第一報の後、瀬戸さんはすべてを認め、所属事務所の公式HPで即謝罪。そこには、「この度は大也の行動により、日頃から応援してくださっている皆様、スポンサーの皆様、関係者の皆様にたいへんなご迷惑をおかけすることになり、申し訳ございませんでした」という妻・優佳さんの謝罪コメントもあったのです。

(これはマズイ)と思いました。同日、『ドデスカ!』(メ~テレ)でこの件を扱った際、「こうして妻が早い段階で夫の不倫を謝罪する場合、夫は妻に一生頭が上がらないか、離婚してしまうか、いずれかのパターンになる」とコメントさせていただきました。

 古い話で恐縮ですが、まず思い出してしまったのは乙武洋匡さん(44才)です。2016年、同じく“新潮砲”で複数女性との不倫が報じられた乙武さん。当時、参院選に自民党から出馬予定だったことからか、“ブレーン”が奥様の謝罪を進言したのか「私も深く反省しております」なる忘れられないコメントが出たのです。「なぜ奥さんに謝らせたの?」と世の女性たちから非難の嵐となり、乙武さんのイメージは急落。出馬の話も消滅してしまったのでした。

関連記事

トピックス

北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま入学から1か月、筑波大学で起こった変化 「棟に入るには学生証の提示」、出入りする関係業者にも「名札の装着、華美な服装は避けるよう指示」との証言
週刊ポスト
藤井聡太名人(時事通信フォト)
藤井聡太七冠が名人戦第2局で「AI評価値99%」から詰み筋ではない“守りの一手”を指した理由とは
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン