そして、昨年末からの“不倫報道ラッシュ”は、実は“妻からの謝罪ラッシュ”でもありました。まずは杏サンです。東出昌大サン(32才)が主演ドラマ撮影中を理由に何のコメントも出していなかった頃、イベントに登壇した杏サンは、「皆さんをお騒がせしてしまって、いろんなかたにご迷惑をおかけしてしまって、申し訳ないです」と騒動を謝罪したのでした。2月18日のことです。
文化庁主催のイベントでしたし、プライベートな質問には対応しないハズだったのに、マスコミの声がけに足をとめ、ほかの登壇者がハケたのを見計らっての謝罪でした。お子さんのことを考えて、自宅周辺の取材を控えてほしい……ということが最大の理由だったとは思いますが、聡明であり、どんなときにも“自分の言葉”で想いを伝えられるうえ、このとき、また美しくなっていた杏サンの評判が、さらにアップしたことは言うまでもありません。
3月17日、やっと報道陣の前に出てきた東出サンが“二択”の答えに詰まったことは芸能史に残る惨事。結果、おふたりは離婚なさいました。
◆許すのは「いっときだけ、いまだけです」と上沼恵美子さん
そして佐々木希サンです。夫・渡部建サン(48才)の“多目的不倫”報道を受け、インスタグラムで「この度は、主人の無自覚な行動により多くのかたがたを不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません」と謝罪したのです。6月12日のことでした。
このときも「あなたが謝る必要はない」という声が多数あがるも、アップしたタイミングは、アンジャッシュの児嶋一哉サン(48才)が相方に代わってラジオに出演していた真っ最中。『サンデージャポン』(TBS系)で爆笑問題の太田光サン(55才)は「肝が据わっている」と驚き、パネラーとして出演していたゆきぽよチャン(23才)は、「佐々木希サンは元ギャルだから別れない」と“一途なギャル魂”について解説なさいました。
その後の佐々木サンは、『所JAPAN』(フジテレビ系)で浮気ネタが扱われてもフツーに対応。『24時間テレビ43「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)内の『笑点』にスペシャルゲストとして出演した際には、テツandトモのおふたりとコラボ芸を披露し、顔芸に挑戦したり、大喜利にも参加して喝采を浴びました。
いまのところ、ゆきぽよチャンの説は当たっていますが、『上沼・高田のクギズケ!』(読売 テレビ)の上沼恵美子サン(65才)のように「妻の自分が守らなければならない立ち位置になっている」「いっときだけ、いまだけです」というお言葉もありました。ズバリ、私は上沼サンに“一票”です!