報道陣に笑顔を見せた

報道陣に笑顔を見せた

 コロナ禍で元気をなくしていたリスナーを励ますためだったとはいえ、岡村サンの主張や言葉選びは、やはり常軌を逸していたし、放送作家の立場から言わせていただければ、一緒にいた作家を含めた男性スタッフたちが笑っていた……ということに少なからず衝撃を受けました。

 誰か止められたでしょ……と思うのです。が、岡村サンの言葉は生放送でそのまま流れてしまった。慌てた相方・矢部浩之サン(49才)が翌週、番組内で公開説教し、さらには自分がそばについていなければ……と『ナインティナインのオールナイトニッポン』が復活しました。

 例の女性蔑視発言には、岡村サンが長年独身でいることが最大の理由ともいわれる中、支えてくれていた本命さんは叱咤激励し続けていたということ。出演番組降板を求める署名活動をしているかたたちもいらした中では、支える側にも勇気が必要だったハズですが、「12才下」ともいわれる女性は支え続けたのです。

 そして岡村サンが名付けたのは“どさくさ婚”ではなく、“支えられ婚”=「ささ婚」だったのです。

アンジャッシュ渡部サン、瀬戸大也選手は“ささ婚”の先輩!?

 コロナ禍のStay Homeで、慣れない家事にてんやわんやとなり、「これを毎日やっている女性を心から尊敬した」と言う独身男性タレントは実に多く、妻帯者は「妻に改めて感謝」と言っていたものです。

 岡村サンのみならず、女性に「支えられている」と実感する男性が増えたのは悪いことではありませんよね。そうなると気になるのは、今後、続くであろう、“ささ婚”候補のことです。

 岡村サンの結婚で、にわかに注目されるのは、坂田利夫サンを「名誉会長」に、明石家さんまサンが「最高顧問」、今田耕司サンが「会長」、そしてチュートリアルの徳井義実サンとピースの又吉直樹サンが「会員」の「アローン会」のメンバーです。ちなみに岡村サンは「部長」でした。

 実はこの会、昨年来トラブル続きであることをさんまサンが嘆いていらしたのです。チュート徳井クンは2019年10月、3年分の法人所得税が無申告であると東京国税局から指摘されたことが大問題に。長きにわたり、復帰できずにいました。ピース又吉サンも、緊急事態宣言が出ていた春先、複数人でハシゴ酒をしていたところを週刊誌に撮られ、珍しくバッシングの対象に。そして岡村サンの女性蔑視発言があったので、さんまサンも「アローン会」メンバーに早期の結婚をすすめていたところなのです。

関連記事

トピックス

近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見なえい恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン