――山本さんの放送では、感動したという声が多数ありました。
入江:はい、本当にありがたかったです。今も、たくさんの芸人の先輩方、同期、後輩のみんなに支えられています。松村邦洋さんは、「どんな病院に行くよりも心がスッキリするから」と、相田みつをさんの詩と日本酒を送ってくださいました。別の事務所の先輩ですけど、ずっとお電話もいただいていました。小籔千豊さんは、謹慎メンバーと共に解雇になったぼくにも、お肉や高級素麺を送ってくださいました。ほかにも、ずっとお世話になっている放送作家の大先輩が、毎日のように連絡をくださいました。経営されている店の冷凍餃子もずっと送ってくださって。こんなに応援していただけるんだ、と感動しました。
田村淳さんは、「大人の小学校」というオンラインサロンを運営しているのですが、そこに1回目のゲストとして今年の7月に呼んでくださり、ぼくと亮さんと淳さんでトークさせていただきました。ロンブーさんには本当にご迷惑をかけたのに……。そのお気持ちが、とてもうれしかったです。
――なぜ入江さんは、そこまで愛されているのだと思いますか?
入江:自分で言うのもなんですけど、とにかく一生懸命なにかをやっているだけなんです。昔からやってきたのは、呼ばれたら断らずに行くこと。でも脇が甘かったから、ああいうことが起きてしまったわけですが…。人脈で失敗したけど、今また自分を救ってくれているのも人脈でした。