「ネタを見る限り、“クレイジーな野田と常識人の村上”というイメージですが、私生活の村上はまったくそうではないんですよ。毎日のように飲み歩いていて、さらにギャンブル好き。むしろマジメではなく、昔の芸人のようなタイプなんですよね。さらに、内面はやさぐれ気味で、かなりの毒舌。村上のそういったダークな本性がメディアに出てくるようになれば、ネタ以外の部分でも大いに活躍できるはずです。『ゴッドタン』(テレビ東京系)や『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などの、芸人の本質に迫るようなタイプの番組でこそ、村上の魅力が発揮される可能性が高いと思います」(前出・お笑い関係者)
ここ数年のお笑いコンビは、ツッコミにスポットが当たり、そこからブレイクしていくパターンも多い。
「M-1王者で言えば、フットボールアワー、ブラックマヨネーズなどは、まさにツッコミ先行でブレイクしたケース。千鳥にしても、ノブの“クセが強い”というフレーズが大きなきっかけとなってブレイクしました。ネタではボケが引っ張って、トークなどの“平場”ではツッコミが引っ張っていくというのが、王道パターンなんですよね。そう考えると、トークのポテンシャルを秘めている村上をツッコミに擁するマヂカルラブリーは、まさにブレイクするパターンのコンビだと言えます」(前出・お笑い関係者)
2021年に活躍すること間違い無しのマヂカルラブリー。村上がいかに個性爆発させるかにも注目だ。