──テレビ中継で東花道に毎日映る女性として話題になっていますが、お話を伺えませんでしょうか。
「私は一般人なので…(再び軽く会釈)」
──どちらかの部屋の後援会の方でしょうか。
「私ではなく、家族ですね」
──どの関取のファンなのか、聞かせてもらえませんか?
「いえ、一般人なので…」
そう言ってもう一度軽く会釈し、両国駅前のタクシー乗り場から乗り込んでいった。
その後、協会関係者に取材を進めると「二所ノ関一門のある親方がお世話になったタニマチのお嬢さんだと聞いています。それ以上は話せません」ということだった。
休場力士が相次ぐ中、皆勤を続けた「溜席の妖精」。相撲中継の視聴率にも貢献した(?)のだから、協会は「殊勲賞」として彼女を表彰してもいいのでは。