『西部警察』で活躍(写真は2012年1月。時事通信フォト)
舘は渡さんの「静かに逝きたい」という意思に従い、密葬には参加しなかった──。
今回の映画は、キャストもスタッフも30代、40代が中心。舘はそんな若い仲間の演技にも目を細め、「素晴らしい」と声をかけていたという。
石原プロはこの1月に解散した。舘にとって石原プロ最後の作品が、この映画だった。舘は「渡さんと裕次郎さんの“映画を作る”という夢のともしびを持ち続けていたい」と語った。時代は移り変わる。だが、変わらないものが、人から人へと受け継がれていく。
※女性セブン2021年2月18・25日号