皇嗣家では、父娘が意思疎通を図れなかった時期もあった。2019年の誕生日会見では、「(眞子内親王と)結婚のことについては話をする機会はありません」と述べている。
「記者会見では必ず眞子さまと小室さんの結婚に関する質問が出るため、秋篠宮家ご夫妻は大変苦慮されているようです。皇嗣職宮務官は会見に際して報道内容を詳細に確認し、資料などを準備しなければなりません。毎週行なわれている皇嗣職大夫の定例会見でも、ご夫妻は細かいところまで気にされるようになったので、職員の苦労も増しているようです」(前出・宮内庁担当記者)
そうした状況を受けてか、“出向元”も敏感になっているという。
「各省庁が宮内庁からのオファーを敬遠する傾向にある。“将来有望な人材を傷つけられてはかなわない”という姿勢だと宮内庁サイドは受け止めているようだ」(同前)
※週刊ポスト2021年3月12日号