芸能

霜降り明星ANN“1部昇格”でラジオリスナー「金曜が忙しい」

霜降り明星の1部昇格に祝福の声が続々(時事通信フォト)

霜降り明星の1部昇格に祝福の声が続々(時事通信フォト)

 吉本興業所属の人気お笑いコンビ・霜降り明星がパーソナリティを務めるラジオ番組『オールナイトニッポン0』(ニッポン放送/毎週金曜 27時~)が、4月の改編によって『オールナイトニッポン』(同/毎週金曜 25時~)へ“昇格”することが発表された。

 春の改編を最高の形で突破した霜降り明星には、ラジオリスナーから次々と祝福の声が寄せられている。

 関西の大学に通う男子学生で、ハガキ職人もしているというAさん(20代)は、今回の昇格についてこう語る。

「霜降り明星のラジオは関西のローカルラジオ番組(『霜降り明星のだましうち』ABCラジオ)の初回から、『ANN0』まで全ての回を聴取しています。関西の一若手芸人だった彼らが賞レースを勝ち抜き、M-1王者になり現在に至るまで、リスナーはラジオを通じてせいやさん、粗品さんと一緒に成長してきたという感覚があります。

 芸人のラジオはたくさん聴いていますが、若手の中では飛び抜けて面白いし、華があると思います。(今回、霜降り明星と入れ替わりで金曜2部に“降格”した)三四郎の『ANN』も聴いていますが、この下克上展開もまた2組のコンビのキャラクター上、面白いなと思いますね」(Aさん)

 霜降り明星のラジオは女性リスナーからの人気も高い。「芸人のラジオが大好き」という女性・Bさん(30代)も、今回の昇格に祝福の声を寄せた。

「『Bittersweet Samba』(ANNのテーマソング)に合わせて霜降り明星のラジオを聴けるというのが、一ラジオファンとしても嬉しい限りですね。ただ心配なのが、ラジオリスナーとして金曜日が忙しいということです(笑い)。

 普段は『radiko』のアプリを利用して全国のラジオを聴いているのですが、金曜日は面白い芸人さんのラジオが多い。たとえば、『さしよりからし蓮根』(CRKラジオ関西/22時~)、『かが屋の鶴の間』(RCCラジオ/23時~)、『和牛のモーモーラジオ』(文化放送/25時~)、『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ/25時~)など盛りだくさんです。

 radikoにはタイムフリー聴取機能(1週間以内に放送された番組を聴取できる機能)があるのですが、やっぱりなるべくリアルタイムで聴きたい。霜降り明星の1部昇格で、嬉しい悲鳴です(笑い)。霜降りのお2人は、時間帯が早まるからといって、これまでのスタイルを変えないでほしい。今まで通り、週刊誌の裏側も暴露するような攻めたスタイルで突き進んでほしいです」(Bさん)

 最近では粗品が音楽レーベルを立ち上げ、ボカロ楽曲をリリースするなど、漫才以外でも多芸多才ぶりを発揮する霜降り明星。そんな彼らのラジオは、サービス精神旺盛なトークやハガキ職人との軽妙なやりとり、スタッフ陣との絡みが魅力だ。ANN1部への昇格で、より一層、ラジオ界でも不可欠な存在になっていくかもしれない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン