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1000万の借金があったとの証言もある赤堀容疑者

 わが子への“愛情”と他人に対する“非情”を器用に使い分ける彼女の二面性はどのように生み出されたのか。ルーツを探るため、赤堀容疑者の実父に話を聞いた。

「おとなしい普通の子でしたよ。言葉遣いは荒いけど、悪いことはしない子です」

 報道に触れてもなお娘を妄信する。娘が翔士郎ちゃんを餓死させたと思うかと問うと「そんなことするわけがない」と娘を擁護。語気が強くなり、カルト宗教と比較し始めるのだった。

「娘にも所帯があって子供もいるし、ずっと被害者と一緒にいるわけじゃない。そもそも、わが子が餓死しそうになってるのを母親が見過ごすかね? オウム真理教でさえほとんど一緒にいたから洗脳が成立したんだよ」

 娘を庇いたい思いが強いのか、続けてこう言い放った。

「ほかの家の子を餓死させたといっても、自分の利益にならないでしょ」

 赤堀容疑者は「私は心配して差し入れをしていただけ」といまも容疑を否認している。

※女性セブン2021年4月1日号

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