フィギュアスケートファンでもある女性Cさん(40代)は、アイドルになる以前からパク・ソンフンは知られた存在だったと語る。
「ENHYPENに加入してから知ったアイドルファンも多いと思うのですが、フィギュアファンの間では『韓国のゆづ(羽生結弦)』などと呼ばれることもあって、有名でした。氷のように透き通った肌と、小さな顔、長い足、スタイル、上品な出で立ち。いろいろと、羽生選手と重なる部分もあるんですよね。
フィギュアファンのなかには国外のイケメン選手ウォッチャーも多く、私の周りにも『ソンフンくんは美少年! えくぼが可愛い!』と話題にしているファンもいました。
アイドルとしてデビューした後、韓国ソウルで開催されたアジア最大級の音楽授賞式『2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)』にENHYPENが出場したのですが、グループのパフォーマンスの前に、ソンフンがソロスケーティングを披露したんです。床に移された巨大なプロジェクションマッピングのなかで、滑走する姿に歓喜したフィギュアファンも多かったはずです」(Cさん)
フィギュア選手として鍛えられた体の使い方は、難易度の高いK-POPアイドルグループのダンスにも生かされており、グループ内でも高いダンススキルを誇る。またフィギュアで培った表現力は、楽曲の世界観を表現するうえでも下地となっている。アイドルファン以外の層も巻き込んで、今後、日本でも注目が高まっていきそうだ。