国内

「男の先生が…」 小学校「肌着禁止」問題で蘇る20代女性のトラウマ

体操着の下の「肌着禁止」問題で蘇るトラウマとは(イメージ)

体操着の下の「肌着禁止」問題で蘇るトラウマとは(イメージ)

 今年に入ってから、一部小学校で体操服の下の「肌着禁止」というルールが存在していることが明らかになり、保護者を中心に多くの批判の声が寄せられた。話題の発端となったのは神奈川県川崎市の小学校だが、その後、他の地域でも「肌着禁止」の小学校が複数存在することが明るみに出始めた。なかには、今回の報道をきっかけに我が子が肌着を脱がされていた事実を知った保護者もいるという。

 だが、今回のニュースに怒りや不安を感じているのは保護者だけではない。一部の女性のなかには、この報道をきっかけに小学校時代の記憶がトラウマのように蘇るという人もいる。

 2000年代に東京23区内の小学校に通っていたという女性・Aさん(20代)は、小学生時代の体育の授業を思い出したという。

「5年生の頃、クラスに体格が大きく胸の発育も他の女子生徒に比べて早かったクラスメイトがいました。彼女は、当て布付きの肌着やスポーツブラジャーを付けずに体育をしており、胸が透けたまま運動したり、走ったりしていました。

 それがきっかけで、彼女はクラスで悪口を言われるようになって、コソコソと笑われていたことを思い出します。多くの女子生徒は当て布付きの下着や、スポーツブラジャーをしていたと思いますが、下着を着ないことによるいじめが起こっていたことは、20年以上経っても強烈に覚えています。

 私の小学校で『肌着を脱げ』と言われた記憶はないですが、それでも保護者や女性の担任が、子どもの発育に最大限意識を向けるべきだと思う。学校側がブラックなルールを課すのは言語道断ですが、それ以前に、保護者の配慮や呼びかけがなによりも大事だと思います」(Aさん)

関連記事

トピックス

遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン
当時のスイカ頭とテンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《“テンテン”のイメージが強すぎて…》キョンシー映画『幽幻道士』で一世風靡した天才子役の苦悩、女優復帰に立ちはだかった“かつての自分”と決別した理由「テンテン改名に未練はありません」
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《ヤクザの“ドン”の葬儀》六代目山口組・司忍組長や「分裂抗争キーマン」ら大物ヤクザが稲川会・清田総裁の弔問に…「暴対法下の組葬のリアル」
NEWSポストセブン
1970~1990年代にかけてワイドショーで活躍した東海林さんは、御年90歳
《主人じゃなかったら“リポーターの東海林のり子”はいなかった》7年前に看取った夫「定年後に患ったアルコール依存症の闘病生活」子どものお弁当作りや家事を支えてくれて
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
中川翔子インスタグラム@shoko55mmtsより。4月に行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2025」には10周年を皆勤賞で参加し、ラプンツェルの『自由への扉』など歌った。
【速報・中川翔子が独立&妊娠発表】 “レベル40”のバースデーライブ直前で発表となった理由
NEWSポストセブン
奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン