国内

小室文書 天皇陛下に触れないのは「結婚をスムーズに進める」ためか

天皇陛下への言及を避ける(時事通信フォト)

天皇陛下へ言及しなかった(時事通信フォト)

 秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約内定者の小室圭さんが4月8日、結婚の障壁となっている母・佳代さんと元婚約者Aさんとの金銭トラブルなどについて説明する文書を発表した。その文書は28ページにも及ぶものだったが、とても大切なことに触れていない。それは、天皇陛下の存在だ。

 陛下は今年2月の誕生日会見で、「眞子内親王がご両親とよく話し合い、多くの人が納得し喜んでくれる状況になること」を願われた。それにもかかわらず、文書内で小室さんは秋篠宮さまには言及したものの、陛下については“無視”している。

「陛下に触れることは畏れ多いと捉えたのかもしれませんが、会見でも前代未聞の発言をされるなど多大な心配をおかけした陛下に“心配をおかけしました”“大変申し訳ないことをしました”とお詫びの一言でも、あっていいように感じます。まったく触れないということには、何かしらの意図を感じざるを得ません。

 陛下は“蚊帳の外”にいらっしゃる方が結婚のプロセスをスムーズに進められるという、眞子さまや秋篠宮ご夫妻によるアドバイスがあったのかもしれません」(皇室ジャーナリスト)

 今回の文書では徹底的に「自分や母親は何も悪くない」という内容が綴られた。

「皇族方やAさんをはじめ、各所に迷惑をかけていることは確かです。一般常識的に、一言くらいはお詫びの言葉があってもいいと思いませんか。そんな心遣いなしに、『認めません』ということだけを主張されたら……やはり内親王のご結婚相手として、将来の天皇の義兄としてふさわしい方なのか疑問は残りますね」(皇室ジャーナリスト)

《全てを訂正し始めると訂正しそびれたものが真実であると決めつけられる危険性》があるとは小室さん。その言葉を盾に、謝らず、都合の悪いことには言及せず、困っている相手を徹底的に論破──その人間性は国民に受け容れられるだろうか。

※女性セブン2021年4月29日号

関連記事

トピックス

レッドカーペットに仲よく手をつないで登場した大谷翔平と真美子夫人(写真/Getty Images)
《5試合連続HRは日本人初の快挙》大谷翔平“手つなぎオールスター”から絶好調 写真撮影ではかわいさ全開、リンクコーデお披露目ではさりげない優しさも 
女性セブン
お気に入りの服を“鬼リピ”中の佳子さま(共同通信)
《佳子さまが“鬼リピ”されているファッション》御殿場でまた“水玉ワンピース”をご着用…「まさに等身大」と専門家が愛用ブランドを絶賛する理由
NEWSポストセブン
選挙中からいわくつきの投資会社との接点が取り沙汰されていた佐々木りえ氏
《維新・大阪トップ当選の佐々木りえ氏に浮上した疑惑》「危うい投資会社」への関わりを示す複数のファクト 本人は直撃電話に「失礼です」、維新は「疑念を招いたことは残念」と回答
週刊ポスト
学園ドラマの枠を超えた話題のドラマ『ちはやふる―めぐり―』(公式HPより)
《学園ドラマに“異変”も》映画続編、法律、児相…夏休み中の夏ドラマで子どもの描き方が変わった背景 
NEWSポストセブン
筑波大学で学生生活を送る悠仁さま(時事通信フォト)
【悠仁さま通学の筑波大学で異変】トイレ大改修計画の真相 発注規模は「3500万円未満」…大学は「在籍とは関係ない」と回答
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
《佳子さま盗撮騒動その後》宮内庁は「現時点で対応は考えておりません」…打つ手なし状態、カレンダー発売にも見える佳子さまの“絶大な人気ぶり”
NEWSポストセブン
2025年7月場所
名古屋場所「溜席の着物美人」がピンクワンピースで登場 「暑いですから…」「新会場はクーラーがよく効いている」 千秋楽は「ブルーの着物で観戦予定」と明かす
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
【衝撃の証拠写真】「DVを受けて体じゅうにアザ」「首に赤い締め跡」岡崎彩咲陽さんが白井秀征被告から受けていた“執拗な暴力”、「警察に殺されたも同然」と署名活動も《川崎・ストーカー殺人事件》
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん
《“ドバイ案件”疑惑のウクライナ美女》参加モデルがメディアに証言した“衝撃のパーティー内容”「頭皮を剥がされた」「パスポートを奪われ逃げ場がなく」
NEWSポストセブン
今はデジタルで描く漫画家も多くなった(イメージ)
《漫画家・三田紀房の告白》「カネが欲しい! だから僕は漫画を描いた」父親の借金1億円、来る日も来る日も借金を返すだけの地獄の先に掴んだもの
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
【伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑に “抗戦のかまえ” 】〈お遊びで卒業証書を作ってやった〉新たな告発を受け「除籍に関する事項を正式に調べる」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 自民落選議員が参政党「日本人ファースト」に異議あり!ほか
「週刊ポスト」本日発売! 自民落選議員が参政党「日本人ファースト」に異議あり!ほか
NEWSポストセブン