“もしも”のときはどう対抗する?(写真は米軍との実動訓練を行なう陸自の水陸機動団/共同通信社)

米軍との実動訓練を行なう陸自の水陸機動団(写真/共同通信社)

 前出・潮氏は、軍事衝突の行方は日本の準備と覚悟にかかっているという。

「現状の法制度では、台湾有事に自衛隊が本来持つ能力を発揮するのは難しい。ただ、自衛隊の軍隊としての能力は中国軍を上回っていると見て間違いない。中国の装備は徐々に向上しているが、まだ自衛隊のほうがレベルが高く、隊員の練度も中国より高い。正面からぶつかれば自衛隊は中国軍に負けない。

 制度を整え米軍と一緒に作戦を行なえるのだとすれば、複数の安保シンクタンクの台湾有事のシミュレーションで中国が勝つとなっていたシナリオも、覆すことはできる」

 有事になってからでは遅いということだ。

※週刊ポスト2021年5月7・14日号

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