中国国防省の呉謙報道官は4月29日の定例記者会見で、突然「中国の空母は『引きこもりのオタク』ではない」と発言したが、RFAは5月初め、中国当局が遼寧などの実戦戦闘能力に問題が見つかったとして、責任者を追及していると報道。
そのうちの1人が海軍の宋学・元副参謀長であり、宋氏は4月下旬、深刻な規律および法律違反容疑で、全国人民代表大会(全人代=国会に相当)代表の役職を罷免され、現在身柄を拘束されて、党の捜査機関によって取り調べを受けていることが明らかになっている。複数の香港や米国の中国問題専門メディアも「今後、中国当局によって、空母の建造にかかわった高官の取り調べが進む可能性がある」と伝えている。